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ストレージサービスの提供を開始

　　

2002.2.27

メディアエクスチェンジ株式会社(本社： 東京都豊島区、社長： 吉村 伸、以下MEX) は、住友商事株式会社が輸入販売する米国CEREVA社製次世代 ストレージシステムCEREVA 5000を導入し、今秋からストレージ・サービス(SSP: ストレージ・サービス・プロバイダ)を提供致します。まず、無償トライアル・サービ スを実施した後、2002年9月より本格的にサービスを開始する予定です

近年の情報処理技術の進歩により本格的なデジタル化社会が到来し,そこで扱われる データの容量は爆発的に増加しています。一つの企業が扱うデータ容量は数Tバイト にも及び*1、こうした膨大なデータを収容するストレージシステムを安定して運用す ることは大きな負担となっています。インターネットに代表される高速ネットワーク サービスが近年急速に発展し、こうした情報提供企業に対してのアウトソーシングソ リューションを提供する基盤となっています。

このようなニーズを背景として、MEXはこのたび、池袋データセンタ内にCEREVA 5000 を設置し、高速なネットワークとともに、高付加価値を持ったSSPサービスを開始しま す。

Cereva5000は業界初のストレージベースのバーチャライゼーション機能 (TrueVirtualization^TM)を実現したハイエンドなSANストレージ・システムで、 以下に示すような業界最高レベルのパフォーマンス・高信頼性・拡張性により これからのブロードバンドネットワーク時代に最適なストレージソリューションを 提供します。

＜Cereva5000の特徴＞

	1.	TrueVirtualization TM 従来SANシステムは各サーバがそれぞれに従属するストレージディスクのみを 使用するように設計されていましたが、CEREVAシステムでは各サーバが全ストレージプールをCEREVA独自開発のCerevaOSTMを介して共有するよう設計 されています。CEREVAシステムはSSP業者に対し、ストレージリソースを ユーティリティとしてサービス提供できる高付加価値ストレージ環境を構築 します。
	2.	業界最速のパフォーマンス 超高速16Gバイト/secスイッチファブリックとパラレルプロセッシング分散キャッシュアーキテクチャにより、ノンブロッキングでのファイルアクセスを実現。 さらに、全ディスクに対するストライピングにより業界最高速を実現
	3.	堅牢な情報保護 Cereva独自のRAID-R *2(特許出願中)によりデータの安全性を確立
	4.	優れた拡張性 業界最多の78本のファイバーチャネル(FC)インターフェースを有し、最大 230Tバイトまで無停止で拡張が可能
	5.	高度なインテリジェンス QoS機能(アクセス帯域の保証など) Cereva内での独自高速コピー機能(Atomic Volume Copy *3)

以上のような既存のストレージ・システムにはない革新的アーキテクチャー/機能 を持つCEREVA5000を用いて、MEXはユーザの様々なニーズにお応えできる柔軟な サービスをご提供します。 本サービスのご利用により、ユーザは高付加価値ストレージ・サービスを、必要 な時に必要なだけ利用する事ができ、大幅なTCO(総所有コスト)削減が可能となります。

[ストレージサービスの内容]

サービスエリア	池袋データセンター
接続方式	SANおよびNAS
価格	500Gバイト で 350万円/月

【註】

*1 1T=10¹² 約1兆バイト

*2 分散ローテーションパリティのRAID 5機能に加え専用ホットスペアディスクではなくストレージプール全体への分散リビルド方式を採用。また独自タグ機能によるデータ整合性自動検知を付加することで一層の高信頼性・高パフォーマンスを実現。

*3 Volumeのポインタ情報のみコピーすることで実現

＜MEXの事業概要＞

　MEXは、地域系(電力系)通信事業者各社ほかの出資により設立され、1997年9月、 サービスを開始。現在では、東京・池袋において付加価値の高いインターネット データセンター事業を中心とし、高帯域で高品質なインターネット接続サービス 事業等を展開しています。

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