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ブロードバンド時代に対応/バックボーンを
大幅増強、冗長性を強化

●東京―大阪間のバックボーンを622Mbpsに増速/データセンターで最速
●大阪―福岡間は135Mbpsに
●Global Crossingとは、東京に加え、大阪でも接続

2001.03.27

 インターネット接続、データセンター事業を拡大中のメディアエクスチェンジ株式会社(略称:MEX、本社:東京都豊島区、社長:吉村 伸)は、ブロードバンド時代を迎え、高速大容量のデータ伝送に対応していくため、基幹回線(バックボーン)の大幅増強と冗長性の強化を、先駆的に推進していきます。

<バックボーンの増強>

・東京―大阪間のバックボーン帯域を4月6日から622Mbps(OC-12)に増速 MEXは他のデータセンター事業者に先駆けて昨年10月、東阪間のバックボーンを現行の135 Mbps(OC-3:155.520 Mbps)に増速しましたが、今回はさらにその速度を4倍に高速化します。データセンターでこの帯域規格の導入例はなく、国内最速の超高速バックボーンを持つことになります。 ・大阪―福岡間のバックボーン帯域を135 Mbps(OC-3:155.520 Mbps)に増速 東京―大阪間の増速に合わせ、従来の70Mbpsから2倍の速度に増速しました(3月2日)。

<冗長性の強化>

・大阪でもGlobal Crossingとの接続を開始(135 Mbps) バックボーンの増速と同時に、東京に加え、大阪でもGlobal Crossingとの相互接続を開始します。
また大阪ではNSPIXP3との接続回線容量の拡大も併せて実施します。 ・東京ではJPIX、NSPIXP2+との接続回線容量を拡大 622Mbps超高速バックボーンの東端となる東京では、JPIX、NSPIXP2+との相互接続における回線容量を各々従来の1Gbpsから2Gbpsへと大幅に増強します。

【背景と意義】

本格的なブロードバンド時代を迎え、ADSL、CATV、FTTH(光ファイバー接続)などインターネットの利用者帯域幅の拡大や、動画配信など高速大容量のデータ転送を必要とするストリーミング系サービスの本格化など、インターネット利用の高度化、データ伝送の高速化ニーズが高まっています。MEXでは、ネット事業者(コンテンツプロバイダ)がユーザに高品質なサービスを提供できる環境の構築に注力しており、その根幹となるのが、全国からの高速アクセスを可能にする超高速バックボーンの整備と、ネットワークにおける冗長性の確保です。

クリックすると大きな図が表示されます

東京―大阪―福岡のバックボーンの超高速化により、国内主要地域間の高速データ伝送が将来に向けて確保されることになり、ネット事業者に良好な接続環境でのコンテンツ配信を保証します。特に西日本地域のインターネット利用者からの高速接続が可能となり、遅延のない快適なアクセスを実現します。

また、サーバラック400基の収容能力を持つMEXの新ハウジングルーム(池袋・サンシャイン60ビル10F)が1月より運用を開始し、MEXデータセンターのデータトラフィックも急増していますが、既存契約先を含め、サーバを設置した利用顧客に対し、現在と将来において最高品質の接続環境を提供します。

超高速バックボーンの構築と同時に、その両端の接続点における国内主要バックボーンとの外部コネクティビティの拡充が同時に行われることにより、今後のデータトラフィックの増大、変動にも柔軟に対応でき、障害対策としてのバックアップ構成も確保されたネットワークとして、より冗長性を高めます。

【今後の構想】

MEXでは今後、東京―名古屋、名古屋―大阪にも622Mbpsのバックボーンを通し、東京・名古屋・大阪の3拠点を結ぶ超高速バックボーンのトライアングルを構築する計画です。東京―大阪のバックボーンが、名古屋経由ルートを含めて1.6Gbpsに増速されることになり、二重化構成によりネットワークの信頼性を一層向上させることができます。

また札幌、金沢、高松など、残る地方のネットワーク拠点(NOC)の開設を急ぎ(現在は東京、大阪、福岡、名古屋、広島、仙台)、全国を高速バックボーンで結んだ高品質サービスを提供するトップレベルのデータセンターとしてポジショニングの確立を図っていきます。

今後もネットワークの信頼性の向上に注力し、接続拠点の拡大も進めることにより、ネットワークのスケーラビリティを持ったデータセンターとして、ネット事業者に高品位な接続環境を提供するデータセンターとして機能することを目指します。


MEXの事業概要

MEXは、地域系(電力系)通信事業者各社ほか数社の出資により設立され、1997年9月、インターネット相互接続サービスを開始、東京を中心に全国を結ぶ超高速ATMバックボーンをベースに、インターネット接続(IX)サービス、サーバハウジングサービスなど、付加価値の高いインターネットデータセンターとして機能しています。昨年実施された増資による資金も活かし、設備の拡充、新サービスの導入など、積極的な業容拡大を進めています。

MEXデータセンターの特徴

MEXのインターネットデータセンターは、10Mbpsから1Gbpsまでの接続の選択が可能なほか、24時間入退室できるオペレーションルームやハウジングルーム、常時ネットワークとセキュリティを監視する先進のモニタールームなど優れた環境を提供しています。基本仕様の充実はもとより、池袋サンシャイン60に立地する利便性や、従量制も選択できる顧客本位のリーズナブルな料金で高品位な環境、サービスを利用できるのも魅力です。日本のインターネットを黎明期から支えてきた専門家集団を母体とし、常に最前線で活躍してきたスタッフが顧客ニーズに対応した高度で柔軟な技術サービスを提供することから、有名サイトを運営するコンテンツプロバイダなどから高い評価を得ています。

本ニュースに関するお問い合わせは...

一般からのお問い合わせ窓口:
メディアエクスチェンジ(株) 営業技術支援部
Tel:03-4306-6543 Fax:03-4306-6529
E-Mail:info@mex.ad.jp

報道関係のお問い合わせ窓口:
メディアエクスチェンジ(株)・広報代理(株)アルサープ 河端
Tel:03-5297-8808 Fax:03-5297-8807
E-Mail:kawabata@alsarpp.co.jp

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