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好評のインターネットデータセンター事業で第2期展開を開始
「新ハウジングルーム」と「監視ルーム」をオープン

2000.04.06

 インターネットデータセンター事業を拡大中のメディアエクスチェンジ株式会社(本社:東京都豊島区、社長:吉村 伸)が、新ハウジングルームおよび監視ルームを設置、調整作業を経て4月1日から運用を開始した。

 同社は、東京を中心に全国を結ぶ超高速ATMバックボーン接続をベースに、インターネット接続(IX)サービス、サーバハウジングサービスの他、昨年からはレンタルサーバサービスなどの事業を展開している。付加価値の高いインターネットデータ
センターとして機能する同社のサービスは、高品位性を求める市場ニーズに応えるものとして支持されている。

 中でもハウジングサービスは、高速バックボーンを活かした独自の環境整備による抜群の信頼性が好評を得、第1期スペースは昨年末に完売となった。

 コンテンツプロバイダなどをはじめ高レベルなインターネットサービスを求める顧客ニーズに応えるため、同社は、第2期となる「新ハウジングルーム」を増設し収容スペースを大幅に増やすと同時に、ユーザの利便性とサービスの信頼性を一層高める新しいタイプの「監視ルーム」を新設した。

 新ハウジングセンターは池袋サンシャイン60ビル31階にあり、約250平方メートルのスペースに89基のサーバラックを設置、うち30基前後が既に埋まり稼働を始めている。1顧客当たり1基のラックを基本とするが、ハーフラックないし複数ラックの使用も可能。

 電源設備には自社専用の無停電電源装置(UPS、各100KVA)2台が設置され、これにはサンシャインシティ内の東京電力超高圧変電所から2系統受電されており、各ラックや機器に対して安定電源が供給される。各ラックへの電源供給はAC100V、30Aを標準とし、独立したブレーカーが割当てられ、電源トラブルを防ぐ。さらに床下方式により常時22℃に温度制御される空調設備、ハロン1301による自動消火装置、不燃無塵仕様の内装など、万全の設置環境を整備している。

 ハウジングルームへの入室には専用のセキュリティカードとID番号が必要で、顧客のラック扉もラック毎に独立した専用鍵によって施錠管理されている。

 監視ルームはハウジングサービスにおけるセキュリティ管理とネットワーク監視の統合により高品位サービスの提供を強化し、同時に顧客の利便性と自社の業務効率の一層の向上をめざして新設されたもので、第2種通信事業者でこうした設備・サービスを持つところはほとんどない。

 約30平方メートルのルーム内には24台のモニターが設置され、トラフィックや機器、スイッチの様子などネットワークの状況をグラフィカルにリアルタイムで監視するほか、随所に設置されたカメラによりハウジングルーム内、監視ルーム内の様子を一覧できる。カメラはハウジングルームのドアの開閉に反応して入室者の動きを自動的に捉えられるもので、機材にはネットワークカメラシステムを採用しているため、LAN内のPCからもコントロールが可能。

 この監視システムにより、従来行っていた顧客のハウジングルーム内入室時のスタッフ立ち会いは合理化され、監視ルームでの集中管理となる。
 今後は、ハウジングルーム内カメラの増設により同ルーム内の監視に死角をなくす、入退室管理に指紋認証の採用、Webブラウザで見ることができるWebカメラの導入による監視ルーム外の同社スタッフ全員による監視、などグレードアップを図っていく。

 同社の吉村伸社長は今後の展開につき、「すでに著名なECサイトなど、NOCの重要性とメディアエクスチェンジの提供するサービスの価値を理解する企業に利用してもらっているが、今回の新増設によって、より多くの、またより高度なニーズに応えることが可能になった。今後もサービス環境の一層の高度化とキャパシティの拡張を進め、付加価値の高いインターネットデータセンターとして、ネットビジネスに理想的な環境を提供していきたい。」としている。

 

本ニュースに関するお問い合わせは...

一般からのお問い合わせ窓口:
メディアエクスチェンジ(株) 営業技術支援部
Tel:03-4306-6543 Fax:03-4306-6529
E-Mail:info@mex.ad.jp

報道関係のお問い合わせ窓口:
メディアエクスチェンジ(株)・広報代理(株)アルサープ 河端
Tel:03-5297-8808 Fax:03-5297-8807
E-Mail:kawabata@alsarpp.co.jp

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