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メディアエクスチェンジ株式会社
KDDとインターネット/ATMでのサービスの協調で合意

1998.04.02

　メディアエクスチェンジ株式会社（略称：MEX 社長：吉村 伸 本社：東京都豊島区）は、本日、国際電信電話株式会社（略称：KDD 社長：西本 正 本社：東京都新宿区）との間でインターネット/ATM接続を開始することで合意に達した。

　MEXは、KDDのインターネットゲートウェイ設備およびATM交換機と接続を行なうことによって、KDDが提供するインターネットゲートウェイサービス「インターネットKDD」および国際ATMサービスと連携を図る。

　MEXは、これまでTTNet（東京通信ネットワーク（株））のTTCN（TTNetコンピュータ通信網）経由またはWIDEプロジェクトのNSPIXP2/3経由で国内および海外とのインターネット接続を行なっていたが、今回KDDのインターネットゲートウェイ設備とKDD大手町ビルにて接続を行なうことによって、「インターネットKDD」による海外への快適なネットワーク接続環境を、インターネットサービスプロバイダー（ISP）等のお客様に提供することが可能となる。また、これにより、国内におけるインターネット接続についても新たな接続ルートが確保できる。

　MEXは今回これに併せて、KDDのATM交換機とも接続し、KDDの提供する国際ATMサービスとの協調を図り、従来のISPと一線を画した多様なサービスをお客様に提供していく考えだ。 MEXが積極的に採用しているATM技術は、スケーラビリティやネットワーク管理に優れたネットワークを構築し、QoS（Quality of Service）のオプションを利用することによって高品質で柔軟性の高いネットワークを実現する。また、これによって、インターネットサービスプロバイダ（ISP）が相互接続し、トラフィックを交換するのに適したネットワーク設計をすることが可能となる。さらに、例えばOC-3インタフェースで一度ハードウェアを導入すると、155Mbpsまでは既設のまま増速可能であるため、投資効果が高いというメリットもある。

　

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